梅雨の時期、6月から7月にかけて見頃となるのが「紫陽花(あじさい)」。
大きく発達した装飾花をもち、ピンク・青・紫・赤・白など色鮮やかな花色でとても可愛くきれいです。
また、あじさいの良い所は雨の日でも映えること、そして桜などと比べると見頃が長めなことですよね。
じめじめと湿度が高く、雨の日も多い憂鬱な時期ですが、あじさいの花に癒されてみてはいかがでしょうか。
京都にもそんなあじさいの名所がいくつかあります。
観光客が比較的少なめな京都市外に限定して、あじさいのきれいな場所をご紹介!
この時期に京都旅行へ来られる方はもちろんのこと、京都府民の方や京都近郊にお住まいの方も参考にしていただければと思います。
※見頃、料金、開催期間等はその年によって異なりますのでご注意ください。
丹後王国「食のみやこ」(京丹後市)
西日本最大級の道の駅丹後王国「食のみやこ」は、丹後の食材を味わえる道の駅。
梅雨の時期にはあじさい園にて、約200株のあじさいが咲きます。
おいしい食べ物、芝生広場、アスレチック広場、ドッグランなども兼ね備えており、あじさい以外にも様々なものが楽しめる場所なので、お子さま連れのファミリーの方にもおすすめです。
京丹後市で大人気のミルク工房そらのジェラートが食べられる、「ジェラテリアそら」が特におすすめ。
【見頃】例年6月上旬から6月下旬ごろ
【本数】約200株
【時間】平日 9:00~17:00/土日祝 9:00〜21:00 (17:00以降はレストランのみ営業)
【休み】火曜日※休園日は季節により異なります。
【入場料】無料
【駐車場】あり(無料520台)
【トイレ】あり
【アクセス】網野駅より丹海バスにて弥栄病院前行き30分or峰山駅よりお車(タクシー)にて約10分
舞鶴自然文化園(舞鶴市)
京都でも最大規模のあじさいの名所でしょう。
約2haのあじさい園に約100品種、約10万本のあじさいが咲き乱れます。
しかも高い場所に位置しているので、海も少し見えるため、海をバックに撮影することも可能。
種類も本数も多く、とてもきれいな場所なのですが、アクセスの悪い場所にあるためか、そこまで混雑しないのでかなりの穴場。
梅雨の時期はアジサイ園ですが、春にはツバキ園、秋には紅葉園となります。
【見頃】例年6月中旬から6月下旬ごろ
【本数】約100品種、約10万本
【時間】9時から17時 まで※入園は16時まで
【休み】ツバキ園(3月頃)、アジサイ園(6月頃)、紅葉園(11月頃)のみ開園※これ以外の期間は原則閉園。
【入場料】大人500円(小・中学生は250円)
【駐車場】あり(無料)
【トイレ】あり
【アクセス】JR東舞鶴駅から京都交通バス小橋行きで30分
東光院(綾部市)
梅雨の時期、参道を約2500株のあじさいが彩ります。
青、紫、ピンク、白など色とりどり。
運が良ければハートのあじさいが見つかることも。
綾部あじさい風鈴祭りが開催され、1000個以上の風鈴がその音をお寺中に響き渡らせ、あじさいとともに楽しめます。
【見頃】例年6月上旬から6月下旬ごろ
【本数】約2500株
【時間】綾部あじさい風鈴祭り(2024年)
日時/2024年6月1日〜2024年6月30日
時間/9:30~16:30
【休み】無休
【入場料】高校生以上300円それ以下は無料※あじさい見学は無料
【駐車場】あり
【トイレ】あり
【アクセス】JR綾部駅よりタクシーで7分
小畑アジサイ園(綾部市)
綾部市小畑町に位置する個人の方が管理されているアジサイ園。
約400株のあじさいが田園風景とともに楽しめます。
【見頃】例年6月上旬から7月中旬ごろ
【本数】約400株
【時間】???
【休み】???
【入場料】無料
【駐車場】あり
【トイレ】???
【アクセス】JR綾部駅よりタクシーで18分
華観音寺※丹州観音寺とも呼ばれる(福知山市)
関西で最も古いあじさい寺として、遠方からも多くの方が参拝するようです。
約100品種、約1万株のあじさいが境内を彩り、まさに花浄土。
仁王門から続く参道や七観音巡りの小道はあじさいの道へと変わります。
あじさいまつりが開催され、アトラクションや住職の心安らぐ法話など、様々なイベントも行われるようです。
そして境内にはなんと鶏ものんびり歩いています。
また、かわいらしい姿のわらべ仏様も必見。
【見頃】例年6月上旬から7月上旬ごろ
【本数】約100品種、約1万株
【時間】9:00~16:00
【休み】無休
【入場料】あじさいの開花期間のみ500円※20名以上450円、中・高生300円、小学生以下無料
【駐車場】あり
【トイレ】あり
【アクセス】JR山陰本線石原駅から徒歩15分orJR福知山駅または綾部駅からバスで観音寺バス停まで15分(バス停から徒歩10分)
円満院(福知山市)
「あじさい寺」として有名。
山間部に位置しており風情あふれる境内に青、ピンク、紫、白など、約1500株、約3万本のあじさいが美しく咲き乱れます。
高台にある寺院に続くつづら折りの参道沿いや本堂横の階段、駐車場付近にかけて咲きます。
アクセスが悪いので超穴場。
【見頃】例年6月中旬から7月上旬ごろ
【本数】約1500株、約3万本
【時間】拝観自由
【休み】無休
【入場料】無料
【駐車場】あり
【トイレ】あり
【アクセス】JR山陰本線「下夜久野」駅から市営バス(畑線)で13分「小畑」下車すぐ
ききょうの里(亀岡市)
明智光秀公ゆかりの谷性寺門前に位置する「ききょうの里」。
紫や白色のききょうをはじめ、珍しいピンクや八重咲きのききょうなどが咲き誇るききょうの名所ですが、実はあじさいも楽しめます。
約550株のあじさいが咲き乱れます。
【見頃】例年6月下旬から7月上旬ごろ
【本数】約550株
【時間】2024年6月22日(土)から7月21日(日)9:00~16:00
【休み】期間中無休
【入場料】600円(中学生以上)
【駐車場】あり
【トイレ】あり
【アクセス】JR亀岡駅から京阪京都交通バスで約30分、「猪倉」下車、徒歩5分
柳谷観音 楊谷寺(長岡京市)
「花手水」発祥の寺として有名。
境内に咲き誇る約30品種、約5000株のあじさいは圧巻。
期間中は「柳谷観音あじさいウィーク」が開催され、あじさいウィーク限定御朱印、アンブレラスカイ、ライトアップなどのイベントあり。
あじさいの花手水も見れると思われます。
とにかく花手水が色んな場所にありますし、フォトスポットも非常に多いので、行く価値ありです。
【見頃】例年6月上旬から7月上旬ごろ
【本数】約30品種、約5000株
【時間】2024年6/1(土)〜6/30 (日) 9時~17時 完全閉門
【休み】期間中無休
【入場料】①700円 (上書院除く)、②1500円(上書院含む)※時間指定チケットをお渡し。
【駐車場】あり
【トイレ】あり
【アクセス】阪急西山天王山より車(タクシー)では10分or阪急長岡天神より車(タクシー)では15分orJR長岡京より車(タクシー)では15分
三室戸寺(宇治市)
京都最大級のあじさいの名所でしょう。
四季折々の花が楽しめる「花の寺」として有名ですが、特にあじさい寺として有名です。
色とりどりのあじさいが約50品種、約2万株咲き乱れる景色は圧巻。運が良ければハート形のあじさいも現れます。
また、ライトアップも開催。
京都市内からのアクセスも良いので混雑する可能性あり。
デートにもありです。
【見頃】例年6月上旬から6月下旬ごろ
【本数】約50品種、約2万株
【時間】
・あじさい園の開園
期間:令和6年6月1日(土)~7月7日(日)
時間:8時30分~15時40分(16時30分には要下山)
・あじさい園ライトアップ
期間:令和6年6月8日~6月23日の間の土・日曜日のみ
時間:19時~21時(20時30分受付終了)
【休み】開園期間中は無休
【入場料】あじさい園:大人1,000円 小人500円、あじさい園ライトアップ大人1,000円 小人500円
【駐車場】あり(有料)
【トイレ】あり
【アクセス】京阪 三室戸駅から徒歩15分orJR宇治駅よりタクシー
宇治市植物公園(宇治市)
季節ごとに様々なお花が咲く植物園。
梅雨の時期にはガクアジサイやヒメアジサイ、カシワバアジサイなど多彩なあじさいが、約500株咲きます。
【見頃】例年5月下旬から6月下旬ごろ
【本数】約500株
【時間】9:00~17:00(入園は16:00まで)
【休み】月曜休園(祝日の場合、翌日休園)
【入場料】大人600円、小人300円、幼児無料※団体割引等あり
【駐車場】あり(有料/普通車/400円)
【トイレ】あり
【アクセス】近鉄京都線「大久保駅」下車、京都京阪バス240・240A系統「京阪宇治」行き、または250・250A系統「京阪宇治、JR黄檗駅」行き、「植物公園」停留所下車すぐor京阪「宇治駅」下車・JR奈良線「宇治駅」下車、京都京阪バス240・240A・250A系統「近鉄大久保」行き、「植物公園」停留所下車すぐ。
恵心院(宇治市)
宇治川に掛かる宇治橋の上流に位置しており、「花の寺」として有名。
庭園の散策路脇にホンアジサイやガクアジサイ、アナベルなど約10品種、約100株が咲きます。
規模は小さいですが観光客が少なくて穴場です。
【見頃】例年6月中旬から7月上旬ごろ
【本数】約10品種、約100株
【時間】9:00~17:00
【休み】なし
【入場料】無料
【駐車場】あり
【トイレ】???
【アクセス】)JR奈良線宇治駅から徒歩で15分or京阪宇治線宇治駅から徒歩で10分
岩船寺(木津川市)
京都府と奈良県の境に位置します。
境内には四季折々の花が咲き誇る「花の寺」として有名ですが、特にあじさいの名所として有名。
約30品種以上、約5000株以上の色とりどりあじさいが咲き乱れます。
三重塔とあじさいのコラボはとても絵になるので必見。
そこまで混雑しておらず穴場でしょう。
【見頃】例年6月上旬から7月上旬ごろ
【本数】約30品種以上、約5000株以上
【時間】3月~11月 8:30~17:00(受付は16:45まで)
【休み】年中無休
【入場料】大人500円、中高生400円、小学生200円
【駐車場】あり(有料)
【トイレ】あり
【アクセス】JR 関西本線(大和路線)加茂駅から「加茂山の家行き」の木津川市コミュニティバスで約16分「岩船寺」下車すぐ
恭仁宮跡(木津川市)
かつて都があった恭仁宮の跡に梅雨の時期はあじさいが咲きます。
観光客も少なく穴場スポット。
秋はコスモスで有名。
【見頃】例年6月上旬から7月上旬ごろ
【本数】???
【時間】見学自由
【休み】なし
【入場料】無料
【駐車場】あり
【トイレ】???
【アクセス】JR加茂駅西口より徒歩約30分orコミュニティバス(奥畑線:平日運行)恭仁宮跡下車すぐ