2025年4月13日(日)に・・・
「今宮神社 やすらい祭2025」
が京都府京都市北区で開催されます。
京都市北区にある、今宮神社の祭礼。
「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」とともに京都三大奇祭のひとつに数えられます。
今宮神社は、別名「玉の輿(たまのこし)神社」とも呼ばれます。
創建は長保3年(1001年)。
平安建都以前より、疫神を祀る社があったといわれるそうです。
そんな今宮神社で行われる京都の奇祭。
疫病を鎮め平安を願う春のさきがけの祭として知られ、平安の昔より伝えられる花鎮めの祭礼。
桜や椿などで飾られた花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼達をはじめ約20名の行列が、お囃子に合わせて踊り歩き、御幣を奉じて神前へと向かいます。
この花傘の下に入ると1年間健康に過ごせると云われているそうです。
ちなみに、やすらい祭は今宮神社、玄武神社、川上大神宮、上賀茂の4つのやすらい踊保存会によって伝承されており、この今宮神社のやすらい祭が特に有名。
京都市内で行われるので、観光客の方にもおすすめです。
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
それでは「今宮神社 やすらい祭2025」へ行こうと思っている方のために、詳細をわかりやすくまとめました。
今宮神社 やすらい祭とは?
重要無形民俗文化財の指定を受け「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」とともに
京の三奇祭の一つとされる「やすらい祭」文献上に表される「夜須礼」(やすらい)は、勅をもって禁じられることに始まっています。
「久寿元年四月、近日京中児女、備風流調二鼓笛、参紫野社、世號之夜須礼、有勅禁止」『百錬抄』
平安末期、風流を凝らし、紫野社へ詣でるやすらいは、その行装が華美に過ぎたのか勅命によって禁止されました。当時、今宮神社は「紫野社」とも呼ばれていました。「やすらい」とは、「花鎮めの祭」で、「安良居」や「夜須礼」と記されています。現在では陽春開花絢爛の4月第2日曜日に行われております。
「行列」の先頭は頂(てっぺん)と云い裃(はかま)を着用し、手には杖を持った長老が担います。次に「今宮やすらい」旗がつき、幸鉾(さいのほこ)・御幣持ち(ごへいもち)・練り衆の指揮をとる督殿(こうどの)・鞨鼓(かっこ)[子鬼]・大鬼・花傘・音頭とり・囃子方と続きます。鞨鼓は胸につけた小鼓を打ち、緋の大袖様をまとった赤毛黒毛の大鬼が、太鼓や鉦を打ちながら踊ります。祭の中心は「花傘」です。「風流傘」(ふりゅうがさ)とも云い、径六尺(約180㎝)位の大傘に緋の帽額(もっこう)をかけた錦蓋(きぬかさ)の上に若松・桜・柳・山吹・椿を挿して飾ります。この傘の中に入ると厄をのがれて健康に過ごせると云われています。
祭礼日は町の摠堂に集まり「練り衆」を整え街々を練りながら当社へ向かいます。春の精にあおられ陽気の中で飛散するといわれる疫神。「やすらい花や」と囃子や歌舞によって疫神を追い立てて、風流傘へと誘い、紫野社へと送り込みます。花傘に宿った疫神は、摂社疫社へと鎮まり、この一年の無病息災をお祈りしています。見どころ
今宮神社の境内では、2組8人の大鬼が大きな輪になってやすらい踊りを奉納します。
桜の花を背景に神前へと向かい、激しく飛び跳ねるように、そしてまた緩やかに、“やすらい花や”の声に合わせ安寧の願いを込めて踊ります。「上野やすらい」と前後して「川上やすらい」も境内へ到着します。二つのやすらい踊の特徴を見比べるのも興味あるところです。引用元:http://www.imamiyajinja.org/history/#imamiya
日程・時間
2025年4月13日(日)12:00ごろ~
会場・場所
今宮神社
雨の場合は?
雨天決行
入場料
無料
見学可能?
見学自由です。
屋台(露店)は?
なし?
特に屋台情報はありませんでしたが、今宮神社の門前に「一和 一文字屋 和輔」と「本家 根元 かざりや」というあぶり餅の名店が2つあるので、お祭り見学ついでにぜひ味わいたいグルメでしょう。
どちらも食べログ百名店に選ばれており、あぶり餅がめっちゃおいしいです。
トイレは?
あり
混雑する?
混雑が予想されます。
交通規制図は?
特に情報は見つかりませんでした。
ですが会場付近で通行止めや渋滞の可能性もあります。
会場周辺を通行する予定の方はご注意ください。
アクセス・駐車場
アクセス
・地下鉄烏丸線「北大路駅」から徒歩20分
・市バス「船岡山」から徒歩7分
・市バス「今宮神社前」から徒歩すぐ
駐車場
あり
普段は有料駐車場がありますが、当日は満車や混雑の可能性が高いのでご注意ください。
電車やバスなど公共交通機関で行くのがおすすめ。
※どうしても車で行きたい方は、「akippa(あきっぱ!)」にて周辺の駐車場を予約しておくと便利です!
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