春に見頃を迎える花といえば「藤(ふじ)」。
4月中旬から5月初めにかけて見頃を迎え、淡い紫や白の花を咲かせます。
藤棚の下をくぐると、ふんわり甘い香りがして、とても癒されます。
京都は四季折々の美しさが楽しめる観光地として知られていますが、実は「藤(ふじ)」もきれいです。
藤の見れるスポットがいくつか存在。
桜や紅葉のシーズンほど混雑しませんので、比較的ゆっくりのんびり楽しめますよ。
観光にもデートにもおすすめ。
それでは、「2025年におすすめの京都の藤の名所や見頃、おすすめスポット」などを詳しく紹介します。
京都の藤の見頃時期はいつ?
京都の藤の見頃時期は・・・
例年4月中旬から5月初旬ごろ
となります!
早咲きの品種と遅咲きの品種があり、それぞれ見頃が異なります。
また、気候によって開花時期が若干前後するため、各スポットの最新の開花情報を、公式ホームページや公式SNSでチェックすることをおすすめします。
クマバチに注意
藤の花といえば、クマバチ。
藤を見に行くといっぱい飛んでますよね。
大きくて怖いですが、おとなしい蜂らしいので、騒いだり危害を加えなければ滅多に刺されないそうですが、念のため気をつけてください。
オスは針がないので刺さないそうですが、メスは毒針があるので注意。
京都府のおすすめ藤の名所・スポット
※情報は追加・変更の可能性あり!
※見頃はその年の気候により異なります。
城南宮(京都市)
平安時代に創建された神社で、境内の神苑「楽水苑」では樹齢80年の藤の花が楽しめます。
ツツジとのコラボも。
5月には「藤の花巫女神楽」も開催されます。
見頃:例年4月下旬〜5月上旬
料金:大人(中学生以上)800円/小学生500円
鳥羽水環境保全センター(京都市)
4月に一般公開される施設で、全長120mの藤棚の回廊が見どころ。
無料で楽しめる穴場スポットです。
施設見学ツアーやデジタルクイズスタンプラリーなども同時開催されます。
見頃:例年4月中旬〜4月下旬
料金:無料
平等院(宇治市)
ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成物件の一つ。
藤原頼通によって建立された阿弥陀堂です。
「正門」「庭園内」「南門」と3か所の藤棚があり、中でも「庭園内」の阿字池と鳳凰堂をのぞむ藤棚は樹齢約280年といわれ、長いものは1メートル以上の花房となり、まるで滝のよう。
歴史的な建築物と藤の花&ツツジの共演が見れるスポット。
鳳凰堂とのコラボは必見。
見頃:例年4月中旬〜5月初旬
料金:大人700円/中高生/400円/小学生300円
才ノ神の藤(福知山市)
樹齢推定1200年と伝えられる藤の古木で、昭和58年に京都府天然記念物に指定されています。
存在感がありとてもきれい。
見頃時期には「才ノ神藤祭り」が開催されます。(令和7年は中止)
見頃:例年4月下旬〜5月初旬
料金:無料
普門寺(福知山市)
花の禅寺として有名。
紫色の野田藤と、珍しい白い藤が咲くスポット。
静かな環境でゆっくりと楽しめます。
見頃:例年4月下旬〜5月初旬
料金:無料
花郷OKADA(京丹後市)
広大な敷地を誇る花の郷。
約75本の藤が咲き誇ります。
約300m続く藤棚のトンネルをメインに園内に3か所あり。
見頃:例年5月上旬
料金:大人900円(中学生以上)/小人(小学生)500円/幼児無料/身体障害者500円/介添者500円
かに一番 木津店(京丹後市)
京丹後市のお土産屋である、かに一番 木津店の敷地内に「花の庄」があり、バラなど四季折々の花が咲きます。
藤棚もあり、紫だけでなく、白藤もありとてもきれいな穴場。
藤のトンネルになっています。
無料ですし、駐車場も広いので、買い物ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
見頃:例年5月上旬
料金:無料
勧修寺(京都市)
歴史あるお寺の庭園に紫と白の藤が咲きます。
池やお堂とのコラボもお見事。
見頃:例年4月下旬〜5月上旬
料金:大人500円/小中学生300円
六孫王神社(京都市)
ソメイヨシノがきれいで桜の名所として知られていますが、藤もきれい。
藤とともに八重桜や牡丹とのコラボが見れる美しいスポット。
チューリップ、山吹、ツツジなども咲くお花がきれいな穴場。
見頃:例年4月中旬〜4月下旬
料金:無料
ガーデンミュージアム比叡(京都市)
モネをはじめ、ルノワールやセザンヌ、ゴッホが夢見た自然の風景が再現された庭園美術館。
藤の丘には藤が咲き、モネやルノワールの作品とともに楽しめます。
見頃:例年5月上旬
料金:大人(中学生以上)1,200円/子供(小学生)600円
長岡天満宮・錦水亭(長岡京市)
真っ赤なキリシマツツジで有名なスポット。
こちらの八条ヶ池に面した料亭・錦水亭さんの前に、藤棚がありとてもきれい。
紅葉の名所でもあるので、新緑もきれい。
見頃:例年4月下旬から5月初旬ごろ
料金:無料
妙蓮寺(京都市)
こちらには紫色が鮮やかな藤棚あり。
鐘楼とのコラボ写真が撮れますよ。
見頃:例年4月中旬から4月下旬ごろ
料金:無料